読書 宇宙のランデヴー(アーサー・C・クラーク)感想。 Posted on January 11, 2020 アーサー・C・クラークの本は古びない。時代による風化を免れる、モノリスのような傷つけ難さがある。 ネタバレなしの感想 1973年に出版された、人類と太陽系外文明との初接触を描いたアーサー・……
読書 2019年に読んでよかった本10冊 Posted on December 31, 2019 2019年も本日で終わり。毎年恒例の読んでよかった本ベスト10。 10. アフターデジタル | 藤井保文、尾原和啓 電子決済戦争が勃発した2019年の日本でも、まだ大半の人はデジタルが浸透……
読書 塙宣之「言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか」感想。M-1って少年漫画みたいだ。 Posted on November 18, 2019 Youtubeでお笑い芸人を観ることにハマってる。最近気になる芸人はたくろうとコウテイとトンツカタン森本。おまけの夜とかお笑いを語るYoutubeチャンネルも好きだ。芸人の追っかけやるファンの気持ちも……
読書 劉慈欣 「三体」の感想。中国SFの扉を開いてしまいました。 Posted on October 19, 2019 各所で話題沸騰の劉慈欣によるSF大作「三体」を読んだ。 まぁ素晴らしかったですよ。 粗筋を書いてしまうと驚きが薄れるので控えるけど、星を継ぐものやインターステラー的なスケール感は最……
読書 私の平成の30冊を選ぶ。令和も素敵な本に出会えますように。 Posted on May 4, 2019 日本の元号が平成から令和に切り替わり、ドイツに住んでいるとその影響を感じることは少ないのだけど、Twitterで #私の平成の30冊 というハッシュタグを見つけて興味を惹かれ、人生観・読書観に大きな影……
読書 2018に読んだ本のベスト10 (小説・人文) Posted on March 9, 2019 2019年も3月に入ってしまった今更ではあるが、2018年に読んだ本ベスト10を紹介したい。最後に総括も。 10. ブラックアウト | コニー・ウィリス(著)、大森望(訳) 近未来、2060年……
読書 2017に読んだ本のベスト10 (小説・人文)。 Posted on January 8, 2018 2017年に読んでよかった小説・人文系の10作品を挙げてみる。 出版年は関係なく、純粋に2017年1月1日〜12月31日までに僕が読んだ本の中からランキング形式で並べてみた。 ちなみに去年2016……
読書 傑作犯罪短編集フェルディナント・フォン・シーラッハ「犯罪」の感想。 Posted on November 28, 2017 ドイツに住み始めたこともあり、今年は意識してドイツ人作家の翻訳小説に手を伸ばした。 独日翻訳が最も盛んかつ玉石混合なミステリー分野の中で、世界的に評価の高いシーラッハのデビュー短編集「犯罪」が素晴ら……