仕事で使っているMacbook Pro(2017年の15インチ版)用に、ケーブルハブを買った。HDMIやらSDカードやら充電やら色々なポートに対応可能なハブが欲しくて、品質に信頼を置いているAnkerを買ってみた。

何がしたかったか

1.ハブ1本で色々繋ぎたいよね

ラップトップを仕事で使っている人はわかると思うのだけど、デスクで仕事したりMTGのために部屋を移動したり外出時にバッグに入れていったり、ノートPCを持ち運ぶ機会って割と多い。

最近は怠惰が極まってきて、充電ケーブルやディスプレイの接続を1ポートずつやっていると、そういった移動の際にケーブルの抜き差しが面倒でしかたない。

何よりMacbookから配線が何本も伸びている姿が美しくない。

2.出先でも色々繋ぎたいよね

2015年以降のMacbook ProはすべてのポートがUSB-Cになった。これ自体は作業環境構築の自由度が増すので個人的にはいい舵取りだったと思うけど、出張や客先などの環境ではまだまだUSB-Cで事足りない場面が多い。

瀬戸さんのYoutube。これが現実。

例えばUSBメモリからUSB Type-Aポート経由でデータを読み込むとか、HDMIでプレゼン画面を出力しなくちゃいけなかったりとか、そんな時にさっと繋ぎたい。

また、機器に接続するまでの距離やケーブルの長さに制限がある部屋も多いので、Macbook側面にアタッチするタイプのハブ(代表的なもので言えばSatechi)ではなく、ハブ本体とMacbook間で遊びのあるものが欲しかった。

3.トリプルディスプレイしたいよね

Macbook Pro 15インチにはUSB-Cポートが4つあるので、ハブを買わなくてもディスプレイの2つくらいは軽く出力できるのだけど、あまりMacbookからいくつも配線が延びているのは美しくない。

今の自宅にもDELLのU2719とPhilipsの24インチモニターがあるので、ホームオフィスでもいけるハブにしたい。

ハブ一本繋いで、2つのディスプレイと充電とプラスアルファ繋げる作業環境が理想だった。

ということでAnkerのハブを買った。

Anker 7-in-1 プレミアム USB-Cハブを買った

このマットな質感はけっこう好き。

ケーブルは根元から接続端子まで20.5cmで、思ったより長くていいかんじ。太くて安心感もある。

側面1。

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左から、HDMI、SDカード系2種、そして100Wのパワーデリバリー(PD)に対応しているUSB-Cポート。100Wで充電できるハブって競合があんまりない。このハブ自体で数十W食われるという話なので、充電プラグ側で100W以上に対応してないと大きなメリットはないのかもしれない。

よく写真を撮るのでSDカードリーダーは欲しかったが、microSDはイマイチ使いどころがわかっていない。

側面2。

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左から、PDじゃないほうのUSB-C、3.0のUSB-Aポートが2つ。これら3つのポートはすべてデータ転送のみにしか使えなくて、0.5Aほどの給電機能しかないとのこと。USB-Aは世界的に普及しきってしまった感があり、まだまだUSB-Cには現役を譲れそうにない。

重量実測タイム

裸の状態で123g。iPhone SEが113gなので、それより10%重い程度。出先の安心と引き換えと思えば悪くない。

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ちなみに収納スリーブが付属してくるけど、1gでも荷物を軽くしたいヘタレな僕は使いません。

一つの悲しい誤算

![DSC07949](//images.ctfassets.net/hgb7pexouhv0/5apdmNeKCwlU8ZSHJCd24c/58946c1958792d470c4c40058bee1568/DSC07949.jpg)

各種接続も安定していてMacbookへのPD充電もバッチリ、小ぶりで持ち運びやすくて使い心地も気に入っているのだけど、残念だった点が一つ。

当初、Macbookを含めたトリプルディスプレイを実現するために下記の構成を考えていた。

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しかし、これではDisplay Aが認識されなかった。ケーブルはHDMI to USB-Cケーブルを使っていて、間に変換プラグも挟んでいなかったのだけど、ディスプレイ側は何の入力も検出せず・・・。どうやら僕がHDMIの仕様を理解していなかったようだ。

Display A側にもUSB-Cでの入力ポートがあれば話は別かもしれないが、あるのはHDMIとDisplay Portのみ。

ちなみにDisplay B側は問題なく認識してくれる。

いったんハブ一本でのトリプルディスプレイを諦めて、下記の構成で落ち着いた。

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うーん惜しい。ハブの潜在能力を生かしきれていない。

もしかしたらDisplay A側への接続をDisplay Portにして、Anker Hub側をUSB-Cにすれば認識してくれるんじゃないかと淡い期待を抱いているけど、面倒でまだ試せていない。今後の課題。

ちなみにこういう接続ルートを考える時ってなんでこんな楽しいんだろう。

さいごに。

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つい先日新しいMacbook Airも発売されて、6月までにはMacbook Pro 13インチ(14インチかも)も発表されそうなので、個人的には6,7年ぶりにプライベート用Macbookを買い替える年になりそう。

このAnkerのハブ、日本ではなぜか6000円もするんだけど、ドイツのAmazonでは32EURで買えた。仕事でもプライベートでも使えると思えば悪くない出費。

欲を言えばインターネット(イーサネット)ポートを入れて8 in 1 だと最高だったな。