山と道 MINI 25L ULバックパックの使い心地レビュー

鎌倉発のアウトドアギアのガレージメーカー「山と道」は、ウルトラライトで最高な使い心地のギアを生み出す個性派ブランド。

そのラインナップからお気に入りの山道具「山と道 mini」の紹介&レビュー。

デザイン

街にも背負っていけて、山でも時々声をかけてもらえる、お洒落でユニークな見た目がまず一番のお気に入りポイント。中性的でスポーティ過ぎないデザインはこのメーカー独自なテイストだと思う。

テクニカルザックにありがちな「これ何に使うの?」というベルトやテープが削ぎ落とされてるので、何というか「 ザックの全ての機能を把握できる 」感覚が心地よい。

パッキング

ミニマルな見た目に反して、意外と荷物がたくさん入る。ウルトラライトな登山をする人であれば、1週間くらいまでのテント泊トレッキングはこれで行けてしまうはず。流石にクライミング装備までは入らないし、そもそもminiには似合わないけど。

この2016年に買ったモデルでは、大型のフロントポケットは少し開けづらい。ジッパーを引っ張ろうとするとパック全体がふにゃふにゃする(フレームが入っていないので当然)。最新モデルではより大きなジッパーに変更になったみたい。

あと両サイドのポケットの大きさが絶妙。僕が毎回(洗ってまで)使っている「いろはす1リットルボトル」がぴったり入る。ゴムなのでそれより小さいモノをいれても落ちることはないとおもう。

荷重/背負い心地

適正重量の範囲内であれば「快適」の一言に尽きる。他の多くのULザックのような薄っぺらい肩パッドは使っておらず、かつ上半身全体で荷重を分散する設計なので、長距離を歩いてもストレスがない。それでいて内部マット込みで330g程度の重量に抑えているのは流石。

個人的には ザックの重量込みで9~10kgあたり が自分には限界荷重だった。

10kg台を超えると肩の痛みが気になってくるし、ヒップベルトがないのでザックが左右に振られやすい気もする。この辺は使用者にリテラシーが求められるのもUL文化を継承するメーカーという感じで好印象。

miniの普段使いはどうか

会社の通勤に一時期miniを使ってみて、その感想としては、やっぱり普段使いには厳しい印象。

特にラップトップPCをはじめ色々とガジェットを持ち歩く人にはザックがヤワ過ぎる気がする。ザック本体が自立しないし、例えばMacbook Pro 13インチを入れてみると、重すぎて一箇所に荷重が偏り、角から生地が破れないか心配になってしまう。

また メイン気室が一気室 なので、物が詰まってないと非常に不安定な背負いかたになってしまう。肩を中心とした上半身で背負うのがコンセプトなので、きっちりショルダーベルトを締めていないと、ザックの中身が左右に振られてしかたない。

潔く登山やトレッキングのみに使うのが無難です。


以上、個人的な「山と道mini」のレビュー。
Hyperlite Mountain Gearのザックとか、他にも気になるULザックが次から次へと出てきているが、長いこと浮気せずに済んでいる。

このザックだけで1Day~縦走まで対応できちゃうので、本当に優秀なギアだと思う。
近々ポケットが全メッシュになった「山と道 mini2」が発売されるらしいので、そちらも楽しみ。