ロンドンにある植物園キューガーデン(Kew Garden)に行ってきました。
ユネスコの世界遺産にもなっており、世界最大かつ最も多様性に富んだ植物園。
1759に設立され、八重桜などが植樹された日本庭園などもある。
実は訪れたのは2018年の11月なのだけど、Lightroomを見返してみて今更ながら記事を書きたくなった。
アクセス
キューガーデンはロンドン南西部に位置していて、中心部から電車で30 ~ 40分の距離にある。
庭園のどの入り口から入るかによって最寄駅が変わってくるが、僕はピカデリー線のSouth Ealing駅からバスに乗った。
ロンドンの公共交通機関は無線通信機能つきのクレジットカードをPASMO感覚で使えるのが大変助かる。チャージしなくていい分むしろPASMOより楽だ。
↑South Ealing駅のカフェ。カフェラテが美味しかった。
入場
秋以降の閉館時間は早く、15 ~ 16時ごろ閉まってしまう。僕は11月の15:00ごろ着いたけど、夕焼けが温室内にいい感じに挿していた。
大人チケットは£12.50から。
パームハウス
キューガーデンのメインの温室の一つ、パームハウス。世界で初めての大規模な錬鉄(wrought iron)製の建物らしい。威厳と優雅さが感じられて好きな外観。
↑パームハウスなどの一部建物のみさらに閉館時間が設定されていたりする
パームハウスの名前通り、19メートルの天井に届かんばかりのヤシの木を始めとして熱帯植物が展示されている。
なんだか縦位置の写真が多いのはなぜだろう。
建物内には高さ9メートルのスカイウォークも張り巡らされており、植物を上から下から間近に見ることができる。
室内の湿度は75%。レンズもメガネもめちゃくちゃ曇る。温度もガスボイラーによって18 ~ 28℃に保たれているので頑張って写真を撮っているとけっこう暑い。時折スプリンクラーから水も放出されて結構びちょびちょになってしまった。
テンパレートハウス
5年に渡る改修を終えて2018年に再オープンしたばかりのテンパレートハウス。世界中の絶滅危惧種や希少種が保護されている。パームハウスが曲線的な造形なら、こちらの建物は直線的。現存する中では世界最大のビクトリア時代の温室で、イギリスの最重要建造物(Grade I)にも指定されている。
こちらも螺旋階段からスカイウォークに上がることができる。
庭園
上で紹介したパームハウスとテンパレートハウス以外にも庭園内は非常に広く、時間的に全てまわることができなかった。
軽く散歩をして帰る。
↑クリスマスの飾り付けの工事中。
中国風のパゴダ (仏塔)。
最後に
ロンドン市内からのアクセスもいいし、半日余裕があれば是非行ってみてほしい。ロンドン中心の喧騒とはまた違った雰囲気が感じられる。
Royal Botanic Gardens, Kew
Richmond TW9 3AB, United Kingdom
10am – 4.15pm (last entry 3.15pm) ※時期によって変動。11月20日から最も短くなるようです。